東京の歩き方 How to walk around Tokyo

ビールと本について書くブログ。時々 カフェとNFL

ビールの感想19:ブデヨビツキ ブドヴァル バドワイザーのヒントになったチェコのピルスナーです

こんにちは

アジュベです。

 

本日はチェコのビールの紹介です。

 

ブデヨビツキ ブドヴァルです。

 

バドバーや、ブドバーという呼び名もありますが、

馴染みのある、ブドヴァルとしています。

アルコール度数、5.0%です。

 

330mlで、305円でした。(税別)

100mlで、92円です。

  

こちらです。

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www.budejovickybudvar.cz

このビールは飲んだことのある方も多いと思います。

 

モルト感があり、あまりホップは感じられません。

 

やや甘い印象があります。

先日紹介した、バルティカNo.3に似ています。

 

ブドヴァルはチェコのビールですが、

このブドヴァルを真似たのが、

かのアンハイザー・ブッシュ社製、

バドワイザーであるのは有名な話。

19世紀の話です。

 

しかし、もともと「バドワイザー」という商標は、

ヨーロッパではブドバーが所有しているため、

アンハイザー・ブッシュ社のビールは

ヨーロッパでは「Bud(バド)」という名前で売っています。

 

世界的にビール会社の再編、大手への集約が進んできましたが、

それはチェコでも例外でないこと。

 

しかしその中で、

今でもチェコ資本の大手・中堅醸造所の中で

唯一残るチェコ資本がブドヴァルのみというのは数奇です。

 

外資に買収されるのが悪いとは思いません。

経営が悪化しても、買収されることで伝統の味を守れることもあるでしょう。

ピルスナー・ウルケルの場合だと、アサヒビールに買収されたことにより、

来年あたり、日本国内でウルケルの樽生が飲めるようになるそうです。

当然ガブガブ飲みますよ。

それでウルケルの存続に貢献できると思います。

 

ビールそのものだけでなく、経営にまで思いを馳せることのできるビール、

ブドヴァル。

次回飲むのは来年の夏ですね。

 

明日は今日より気温が10度も下がるそうです。

 

10度も!!

 

いよいよ本格的な秋到来ですね。

ベルギービールの複雑なアロマとフレーバーに酔いしれたくなる季節です。

 

ではまた