東京の歩き方 How to walk around Tokyo

ビールと本について書くブログ。時々 カフェとNFL

ブックレビュー3:論点思考(内田和成)

こんにちは

アジュベです。

 

本の紹介です。 

 

今回は少し実用寄りの本です。

 

 

論点思考
論点思考
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内田 和成
東洋経済新報社
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いわゆるロジカルシンキング系の本です。

すでに読まれた方も多いのではないでしょうか。

 

それにしてもこの本、

 

ほんと皆一度は読んでくれよ

 

って思います。

 

ディスカッションの前に論点を設定することで

どれほど無駄な時間を削減できることか。

 

本書では論点を絞ることの重要性と期待される効果、

具体的な実践方法、

論点思考を高めるためのトレーニング方法が

順を追ってわかりやすく書かれています。

 

他にもロジカルシンキングで良い本はありますが、

本書は「論点設定」にフォーカスしており、

仮説構築に関しては「仮説思考」という別の本で書かれています。

このように2冊に分けているのは正解だと思います。

どうしても1冊に入れ込もうとすると、

そもそも「この本の論点ってなんだっけ?」

みたいな自己矛盾に陥る可能性があるからです。

この「仮説思考」もオススメなので、また後日紹介します。

 

ちなみに著者の内田和成さんは

ボストンコンサルティンググループ(BCG)ご出身です。

私が本を読んできた経験上、

BCG、マッキンゼー出身の方が書かれたものは非常に内容がわかりやすい。

使う言葉を読者目線に立って選定しているのと、

やはり論点設定が明確なのが大きな要因だと思います。

 

この種の本は何冊か読むのが良いと思います。

そうすることで、著者の皆さんが重要と唱える共通項が見えてきます。

 

秋の夜長、じっくり本を読むのは楽しいものです。

 

ではまた