ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言(田端 信太郎) ブックレビュー16
こんにちは、
アジュベです。
田端信太郎さんの著書の紹介です。
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)
posted with amazlet at 18.08.19
ライブドアやLINEを経て、現在スタートトゥデイで
コミュニケーションデザイン室長をされています。
ビジネスパーソンへの指南書
さて本書は、ビジネスパーソンがこれからの時代をどうすれば乗り越えていけるのか、
仕事を楽しみ、同時に満足のできる収入を得る、自分の属する企業でなく、
自分自身の価値で生きていける“ブランド人”になるためには
どのようなマインドセットを持ち、職場でどのように行動すべきなのかを
指南している本です。
いつでも、どの箇所からでも読みやすい
本書の構成は、“汗水に価値はない”などといった端的なメッセージの後に、
それぞれ2〜5ページ程度で具体的な説明が記載されており、
隙間時間を活用して読み進めたり、目次を確認し、気になる箇所から
優先的に読んだりと、柔軟な読み方に対応できる構成になっています。
リアルなシーンと断言口調が突き刺さる
書かれているメッセージは一般論的な事柄が多いですが、
実際にビジネスパーソンとして働かれていた内容も盛り込まれており、
具体的なシーンを想像することができます。
さらに、問いかけ形式ではなく、一言ひとこと氏が断言している文体なので
潔さが感じられて心地良い。
全く説教臭く感じませんでしたが、企業におんぶに抱っこなマインドの方が読むと
“説教くさいなあ”と感じるのかもしれません。
そもそもそういう方は本書を読まなくて良いと思いますが。
まさしく“指南書”にしたい本
プロローグに出てくる、“会社の名前ではなく、自分の名前で仕事をする「ブランド人」にならなくては、もうダメなのだ”という一文、
この意見には大賛成で、私自身も普段仕事をしながら、肌でビシビシと感じています。
そしてこの流れはさらに加速していくのでしょう。
時代の変化に取り残されないためにも一度は読んで、
そして書棚に入れておき、生き方、働き方に迷いが出た時に
何度でも読み返したくなる一冊です。
ではまた